公園ピクニック
ピンク色のカード
行政書士の仕事として注目度が高いのが、日本で暮らす外国人の方々の「在留資格」に関するお仕事です。
外国人の方が日本で暮らすには、必ず何らかの在留資格を持っている必要があります。
留学生として日本の大学で学ぶなら「留学」、日本の会社で事務職として働くなら「技術・人文知識・国際業務」など、現在29種類の在留資格があり、日本での暮らしに合わせて必要な在留資格を持つことになります。
通称「ピンクカード」といわれる上の写真の届出済証明書を持っている行政書士は「申請取次行政書士」とよばれ、依頼いただいた方に代わって出入国在留管理局に在留資格の申請をすることができます。
(逆に、「申請取次行政書士」ではない行政書士は、出入国在留管理局への申請をすることができません。)
出入国在留管理局は平日の日中しか開いていませんので、普段仕事で忙しくて対応できない方や複雑な書類を作るのが大変という外国人の方に代わって対応することができますし、日本での活動にあった在留資格を得るにはどうすればよいのかといった要件の判断も重要な仕事になります。
また、在留資格は一度もらえればそれで終わりではなく、期限があるので更新が必要になりますし、日本での生活や活動が変われば(例えば、留学生が日本の大学を卒業して日本の会社に就職する場合)変更が必要になります。
そうした場合でも、ちゃんと更新ができるのか、変更するのに必要な要件は何か、を専門的にサポートできるのが「申請取次行政書士」です。
在留資格に関して何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
深大寺といえば
先日、調布の深大寺にお参りに行きました。
久しぶりにお参りしたのですが、爽やかな天気だったので多くの方が境内を散策されていました。
深大寺といえばそばが有名ですが、深大寺の界隈には20軒ほどのおそば屋さんが軒を連ねているそうです。
今回は山門のすぐそばにある一休庵さんに伺いました。
こちらは九割そばが売りなのですが、すでに完売だったので二八の季節の天ぷらそばをいただきました。
深大寺では、奈良国立博物館で江戸時代以来の修復を終えた、秘仏の元三大師像の開帳が4月26日(土)から始まるとのこと。
本来なら50年に一度しか直にお参りできないそうですが、今回特別にお参りできる貴重な機会とのことで、また伺おうと思います。
行政書士は身近な相談相手
行政書士ですと紹介したときに、「行政書士さんって具体的に何を頼めるの?」とご質問をいただくことが多いです。
たしかに、法律に詳しい専門家というと、弁護士、司法書士、社労士、税理士など沢山いますので、誰に頼んだらいいのか迷いますよね。
行政書士は、身近な「街の法律家」を売りにしていますので、「こんなことで困っているんだけど」とまずはざっくりとご相談いただければ大丈夫です。
もちろん、行政書士がすべてのご相談に自分だけで対応できるわけではなく、「〇〇の場合はこの専門家だけが対応できる」と法律で決まっていたりします。
行政書士はお客様のお話をうかがって、この場合は行政書士でOK、その場合は司法書士で対応、と切り分けをしてお悩みの中身を整理することができます。
例えば、「相続のことで何から手を付けたらいいのかわからない」という場合も、
「相続人が何人もいるが話し合って遺産を分けるには」
→「遺産分割協議書を作って相続人の皆さんで合意します。行政書士が対応します。」
「相続することになった土地の権利を自分に移したい」
→「移転登記が必要なので、これは司法書士さんに頼む必要がありますね。」
「相続税ってどういう仕組みなのか?いくらかかるのか計算しないと」
→「一般的な仕組みはお伝えできるところもありますが、具体的な計算は税理士さんに頼む必要があります。」
という切り分けをして差し上げられることが強みです。
相談したら必ず何か依頼しなければならないのでは、と不安に思われる方もいるかもしれませんが、そのようなことはありませんのでぜひお気軽にお声かけください。
日本行政書士会連合会のポスターです。